RESEARCH

単純な目視検査タスクにおける人間と深層学習の認識精度の比較

この研究のポイント

正常な記号と異常な記号を見分ける、専門知識を必要としない目視検査課題を用意します。人間と深層学習の精度や異常の見つけ方を比較し、必要な学習サンプル数を調べます。

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概要

画像の中の異常を見つける作業で、コンピュータが人より正確に判断するには、どれくらいの練習用データが必要なのでしょうか。本研究では、専門知識がなくても取り組める、正常な記号と異常な記号を見分ける課題を用意し、人と深層学習を比較しました。

深層学習は、多くの例を通じて画像の特徴を学ぶ方法です。正常・異常の記号を含む画像を大量に自動生成し、学習に使う画像の数を変えながら精度を調べました。異常のある場所を見つける課題と、異常な記号が占める範囲を細かく切り分ける課題を扱い、異常の見つけ方にも注目しました。

実験の結果、異常の位置を検出するには数千個、記号の範囲を切り分けるには数万個の訓練サンプルが必要でした。また、深層学習には、人と比べて得意な点と不得意な点の両方がありました。これらは今回の単純な記号の検査で得られた結果で、必要なデータ数や得意・不得意を課題ごとに確かめることが大切だと分かります。

発表文献

発表文献(日本語)

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