RESEARCH

てんかん発作時の脳波信号を識別する位相遅延指数ヒストグラム特徴

研究の概念

異なる脳領域の信号間の位相遅延指数を求め、その分布をヒストグラムで表します。長時間の脳波記録から取り出した短い信号を用いて、発作時と非発作時を識別します。

EEG-PLI.jpg

概要

近年の医学的な分析研究では、脳の機能的結合を解析するために、位相遅延指数(phase lag index:PLI)が注目されています。 本研究では、PLIに、てんかん患者の脳波(EEG)信号を自動識別するための有用な特徴が含まれていると仮定します。 長時間の記録からランダムに抽出した短時間の信号を用い、異なる脳領域の信号から得られるPLIのヒストグラムに基づいて、てんかん発作時と非発作時の脳波信号を識別する手法を提案します。 公開されているCHB-MIT Scalp EEGデータベースを用いた実験により、提案手法がてんかん発作を識別できることを示します。

関連文献

otama1.png