RESEARCH

標準人体モデルへのヒートマップ重畳による観察者の視線分布の可視化

この研究のポイント

人物ごとに異なる姿勢や体形の影響を抑えるため、視線分布を同じ姿勢・形状の標準人体モデルに対応付けます。モデル表面の3次元ヒートマップにより、視線が集中する位置を比較しやすくします。

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概要

人の写真を見るとき、私たちは顔や服など、さまざまな場所に目を向けます。どこがよく見られたかは、視線の集中を色の違いで示す「ヒートマップ」で表せます。しかし、写真ごとに人物の姿勢や体形が違うと、そのまま重ねたヒートマップでは、同じ身体部位を見比べるのに手間がかかります。

この研究では、写真上で測った視線の位置を、姿勢と形をそろえた共通の3次元人体モデルに対応付けます。そのモデルの表面にヒートマップを表示することで、異なる写真でどの身体部位に視線が集まったかを、同じ基準で比較できるようにします。

実験では、写真の上に平面のヒートマップを重ねる従来の表示方法と比較しました。その結果、共通の人体モデルを使う方法によって、視線を調べる研究者が、視線の分布をより直接的に見比べられることを確認しました。

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