RESEARCH

配色調和に基づく写真の美的品質の分類

この研究のポイント

写真を色の変化が比較的単純な局所領域の集まりとして捉え、配色の調和を特徴にします。複雑な配色を持つ写真についても、その美的品質を分類できるようにします。

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概要

たくさんの写真から、見た人が美しいと感じる写真をコンピュータで見分ける研究です。写真の印象を左右する要素の一つが、色の組合せのまとまり、つまり「配色の調和」です。しかし、少数の色の組合せを対象とした従来のモデルでは、複雑な色を含む写真全体を評価することが難しくなります。

そこで、写真を小さな領域に分けて考えました。写真全体では配色が複雑でも、小さな領域では色の変化が比較的単純になります。それぞれの領域に現れる色のパターンをまとめ、写真の美的な品質を判断する手掛かりにします。この方法を「bags-of-color-patterns」と呼んでいます。

人が美しさを採点した大量の写真で評価したところ、配色の調和を考慮する提案手法は、比較した従来手法を上回りました。さらに、ぼけ具合、輪郭、視覚的に目立つ場所の情報を組み合わせると、分類性能が向上しました。色だけでなく、写真の複数の特徴を捉えることが、よりよい判断につながりました。

発表文献

発表文献(日本語)

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